勇気か蛮勇か鈍感。

商業アニメをやりつつ同人アニメなんてものをやってると、どういうわけかうらやましがられたりします。この業界を志すお客さまはもとより同じ業界の方からも。

ぼくがアニメ業界の片隅にいるのは運がよかったからというのもありますが、まぁほんとに業界に行きたければなんとなく入れてしまうものです。もちろん「生活の安定を考慮してメーカーじゃないと」とか「好きなアニメをつくっているスタジオじゃないと」とか付加条件がつくとむずかしいかもしれませんが、「どこでもいいからアニメにかかわりたい」であればぐっと範囲が広がります。本意ではないかもしれませんがそういったところでいろんなことを吸収してから転職するとだんだん希望の居場所に近づけます(ぼくもアニメのグッズ会社から遡上してアニメそのものをつくるようになりました。ぼくも場合は希望してという感じではなかったのですが)。
希望の幅がせまいとかなう確率も下がるのでほどほどが肝要だと思います。どうせやってみたら幻滅したりしますので。

で独立するのもむずかしいことではありません。今は元手要らずで会社が設立できますので。とりあえずやりたいことをする会社をつくってしまえばいいのです。30万円弱を司法書士的な方に渡すと2〜3週で勝手に登記しといてくれます。運転免許みたいな手軽さです。

さらに同人アニメをつくるのも簡単です。つくりたいものをつくりたいようにつくるだけです。


ほーらどれも簡単。というわけでやっていること自体にむずかしいところはないです。必要なのは「飛び込む勇気」か「飛び込んでることに気づかないにぶさ」のどちらかであります。どちらがより望ましいかと申しますと、勇気が「リスクを見据えかつ背負う決意」だとするとどこかで許容できない大きさのリスクに負けて心が折れる可能性がありますので、そもそもリスクを計算できない「にぶさ」の方がいいかもしれません。

コメント
耳に痛く、身に染みるお話ですね。
この業界で生きてらっしゃる方はみなさん覚悟があるように感じます。
  • 居飛車惜しむ
  • 2009/09/07 1:27 PM
ま、どっちがしあわせかとかそういう話ではないのですけどね。「手が届かない」と思ってらっしゃる方がもしいるのであればそれは「手を伸ばしてない」のですよというだけで。
  • satomi
  • 2009/09/07 3:09 PM
「安定したメーカー」
「好きな作品のスタジオ」
就職活動の中でこの二つを目標に頑張ってきましたが
どうやら叶いそうにありません
でも、ようやく制作進行で一社受かりそうなので
そこでいろいろ吸収しながらチャンスをうかがおうと思います

  • onoren
  • 2009/09/07 4:14 PM
社会人になってしばらくは目の前のさまざまなものを吸収することにあせらずたゆまず専心してください。その上でやっと「なりたいひと」や「やりたいもの」が見えてくると思います。
  • satomi
  • 2009/09/07 4:39 PM
バーナムは、プロが作る同人アニメの窓口になって、
やりたそうな人を引きずり込んであげたらどうですか。
嫌な人は2度としないでしょうし、
やりたい人はのめり込むかもしれません。
結果面白いものが出来ればよいですし……
その人の人生がどうなるかはその人次第ですしね。
金銭面については、わからないので頑張ってとしかいえませんがw

いつも、他人事だから書ける事ばかりですいません^^;
  • cya2
  • 2009/09/07 7:27 PM
まぁ理想はそういうことなんですけど、どちらかというとおおやけに募集よりは、勝手にこじ開けてくる方が「心意気やよし」と感じる性格なのでのんびりマイペースです。同じようなことをきちんとビジネスベースでやられてる会社さんもけっこうありますしね。
  • satomi
  • 2009/09/07 10:49 PM
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  • ごった煮
  • 2009/09/10 1:11 PM
バーナムスタジオ

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