未来の収奪
「オリジナリティは常に未来に奪われる」問題というのがありまして、どのようなものかといいますと「伝説的な名作/傑作」と呼ばれる古典を見たり/読んだりしたときに感じる「あれ? こんなもんなの?」感のことです。
それは『七人の侍』でも『宇宙戦艦ヤマト』でも『Yの悲劇』でも『虎よ! 虎よ!』でもなんでもいいです。
それらは同時代のひとに衝撃をあたえ、そのジャンルの金字塔として不朽の名声を勝ち得たものであると同時に、その影響力ゆえに後続のひとたちにリスペクトされ分析され「模倣」されていきます。
結果、これらを特別なものたらしめた肝心の「オリジナリティ」はありふれたものとなり、当時の鮮烈な衝撃は失われます。
人類ではじめて揚げ物を食べたひとはこの世界にこんなうまいものがあるのかと衝撃を受けたのではないかなあと思うわけですもぐ。
それは『七人の侍』でも『宇宙戦艦ヤマト』でも『Yの悲劇』でも『虎よ! 虎よ!』でもなんでもいいです。
それらは同時代のひとに衝撃をあたえ、そのジャンルの金字塔として不朽の名声を勝ち得たものであると同時に、その影響力ゆえに後続のひとたちにリスペクトされ分析され「模倣」されていきます。
結果、これらを特別なものたらしめた肝心の「オリジナリティ」はありふれたものとなり、当時の鮮烈な衝撃は失われます。
人類ではじめて揚げ物を食べたひとはこの世界にこんなうまいものがあるのかと衝撃を受けたのではないかなあと思うわけですもぐ。
- 2015.02.05 Thursday
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- 11:20
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- by satomi
ありがとうございま。