「充分な映像」とアニメ

「アニメ」とは何かみたいなことを考えるとむずかしくなってきますが、ここでは単に「静止画の連続で動いてみえる映像」のことです。
たとえば「人形劇」と「人形アニメ」のちがいは、「人形を動かしている映像」か「人形をちょっとずつ動かした静止画をつなげて、動いているようにみえる映像」かです。

静止画を置き換えていくとどうして動いてみえるのかというと人間の目の錯覚です。
アニメを含む映画はフィルムの時代から24枚/秒でつくられていて、これは「まあそれぐらいあればある程度自然にみえるし現実的な予算よね」ということなのですが(枚数が増えるとそれだけフィルムを早くまわすことになるので物理的な長さが必要でお金もかかります)、いまや時代はデジタルなのでそこらへんは以前にくらべて飛躍的に自由度があがっています。


よく映像のクオリティとして解像度というものが取り上げられますが、この「枚/秒」(fpsといいます)もとても重要です(24fps程度では昨今流行りのVRにとても対応できません)。

で、今のフォーマットは置いておいて、どれぐらいあるとほんとに自然なのかを里見の経験値で申しあげると
解像度は視聴距離によるので固定値では出しづらいのですが、30〜50cmで(液晶の開口率が限りなく高いか視認できない距離があるとして)200dpi相当。
フレームレートは50〜60fpsあたりではないかと思われます。

で、人間が1枚ずつ絵を描く今の手法で枚数が3倍になると、なんと3倍の予算と時間が必要になります。
おそろしいですね。
つまりアニメのデジタル化は必然だということであります。

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