説得納得大冒険

ぼくのような何も産み出さない仕事の大半は説得と納得でできています。
昨今はスティーブ・ジョブズやイーロン・マスクやドナルド・トランプなどなど声高に説得するほうが流行りですが、あれは「規格外のバケモノ」どもですのであまり参考にはなりません。われわれ凡人にとって大事なのは「納得」です。

なぜなら実は説得と納得は対になっていないからです。

説得するというとなんとなく正しいほうが勝つようなイメージがありますが、納得をともなわない場合「権力」か「欲望」の強いほうが勝ちます。権力や欲望を正しさや信念だと思い込んでいるだけで、勝因はおおよそ「権力的に上位だった」か「欲望が強かった」かです。
身もふたもない話ですけど。

もちろん抗う術もないわけではなくて、具体的に申しあげると

・わたしの主張はこうです。
・あなたの主張は理解できません。
・わたしの主張が理解できないのですか?

を無限にくりかえすと多少の権力差や欲望差ならだいたい相手が折れて説得できます。

もちろんどこにも納得の要素も正しさの要素もありません。
「強い信念に基づく正しい主張」で説得をし、相手の「面倒だからもういいや」を引き出す技術ですからね。
これを平明な言葉で申しあげると納得をともなわない説得においては圧倒的に「バカが有利」ということになります(ここでポイントなのは別に正しさと無関係なだけで正しいことも充分あるところでしょうか)。

そこで「納得」です。
説得と対にしていくこと、それがむずかしければ場に納得を作ること。


なんら生産行為をしない凡人の長く険しい道であります。

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